10月某日、茅野市にある蓼科プランツアレンジ製作工房にてデザイナーの生原(はいばら)加代子さん、浜あさ美さんにお話を伺いました。
「蓼科プランツでは『花作りからデザインまで』をコンセプトにしています。茅野市塩沢ある自社農園は約100アール(野球場1つ分)あり、その中でも高低差を利用して5箇所に分けて約40種類の草花を栽培しているんです。蓼科高原という場所は朝夕の寒暖差があり、晴天率も高く、日射量も多いので花の発色がとても色鮮やかなんですよ。収穫の時はスタッフ総出で手伝います。
そして、その草花をさわやかで乾燥した空気の中でドライフラワーにしていきます。愛情を込めて作ったドライフラワーを使い、母の日やクリスマスなどのイベントに合わせリースやアレンジメントにして全国の有名百貨店や生花店などに送っているのがこの場所なんです。1つ1つが手作りなので手間暇かかりますが、『花作りからデザインまで』に誇りを持ってやっているのでとても充実感がありますよ。」